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自然の色の世界は深い!
ご訪問頂きありがとうございます。
埼玉県上尾市を中心に活動している
トータルカラー・スタイリングアドバイザー アクセサリー作家のSnowdrop 野川明美です。
9月はインプット・アウトプットの激しい月でした!
まずは、こちら!
―朝日教育会議―
人をつなげる・色で伝える~工学と芸術の可能性~
第1部の基調講演は、さかなクンによる
「魚の世界の色にまつわるエトセトラ」
本当に自然界の色は奥深く、生き抜くための知恵が満載でした。
まずは秋に美味しくなる鮭の色の変化について・・・
鮭は川で生まれ海で育ち、産卵のためにまた川に戻ってくる魚。
海で生活しているときは、空の天敵(鳥)から身を守るために背部は青黒色に、海の天敵(大きな魚)から身を守るために腹部は銀白色になっているそう。
(あ!多くの青魚といわれるものの魚の色もそのためなんですって・・・)
鮭は産卵のために川に戻ってくる際に独特のブナ模様ができるんです。
恋のためのドレスアップですね!
動物の世界では、オスの方がきれいな模様や色を持っているものが多いのですが、鮭もブナ模様がきれいに出るのはオスなんですよ。
男性は見習った方がいいかもしれませんね(笑)!
次は体が小さいがゆえに、生きるためにいろいろな色を持つことになったダンゴウオ
最近はその愛らしさがダイバーの人気ものになっているようです。
成魚でも2~3㎝ぐらい、腹びれが吸盤状に変形しいろいろなところに吸着して生きているよう。
吸着する海草や岩、サンゴなどの色と同化することで天敵から身を守るので、カラフルな色が付いているんですって!
生きていくための知恵…すごいですよね。
そして最後は深海魚の代表 チョウチンアンコウについて・・・
深海には光が届かないので色をつける必要がなかった、だから黒いのですね。
そうそう、皆さんが思い浮かべるチョウチンアンコウはすべてメスなんですって!
オスは体も小さく、繁殖期にはメスに寄生して精巣だけが発達してほかのものはすべて退化してしまうんだそうです。
アンコウの体がイボに覆われているように見えるのはオスだなんてビックリですね。
さかなクンの公演、話の内容が面白かったことはもちろんですが・・・
終始テンション高く会場を盛り上げ、イラストも描きながら2時間
ほぼ時間通りに話をまとめられていることに、講師として学ぶことも多かったです。
(なんと、その日の夜には生放送のミュージックステーション ウルトラFES2018に出演されていました)
講演中に描かれたイラストはクイズに答えた子供たちにプレゼントされました。
もらった子供たちはきっとうれしかったでしょうね!
帰りのロビーではイラストとキャラクターがこんな風に飾られていました。
本当に自然界の色には、そうなった奥深い理由があるんですね。
魚以外の動物についても知りたくなってきました。
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