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配色は商品の売れ行きを左右する
ご訪問頂きありがとうございます。
埼玉県上尾市を中心に活動している
トータルカラー・スタイリングアドバイザー アクセサリー作家のSnowdrop 野川です。
20日(木)は、色見本帳で定評のあるパントン社主催の
ミニ・カラーセミナーに参加してきました。
講師は以前からお知り合いの
東京カラーズ株代表取締役 桜井輝子さん。
今回最新刊である
「日本の色」売れる色には法則があった!に
掲載されている商品事例を基に
配色の基本や好まれる色の傾向の変化についても
楽しくご紹介して頂きました。
ご著書は拝読させて頂いていましたが、
実際にお話を伺うと「へぇー、そうなんだ」と改めて感じることや
取材時のこぼれ話など・・も
掲載されている商品や内容については
すべて取材先の企業様が目を通されOKが出たもの
ノンフィクションの実例になっているそうです。
そんなお話の中から、いくつかご紹介
1.「売れる色」の本なのだから、表紙も売れる色にしなければいけない!
日本人の心に響く、赤・白・黒の配色に
なぜ日本人の心に響くのか・・太陽信仰に基づいている古来からの色
赤(夜明け~午前中)・白(まっ昼間)・黒(夜・・闇)の色として根付いているから
この配色は人気のキャラクターにも共通しているのだそう・・・
なんだと思いますか?
2.2020年のオリンピックに向けて日本の色(伝統色)が熱い!
いろいろ話題になったオリンピックのエンブレムも日本の伝統色である藍色。
伝統色には顔料や染料、自然の花や木の色からついた季節感を感じる色名もたくさんあります。
普段使っている色を伝統色名で言えたらちょっとかっこいいかも・・・
そうそう、色の移り変わりで季節を感じる民族というのは、世界的に珍しいそうです。
3.商品を大人向けにする時には明度を下げると良い。
定番の配色にも変化が起きている。
日常の商品も配色からとらえてみると、
いろいろな変化が見えますね!
おりしも、今週から福祉専門学校で色の授業を担当させていただくので
色に興味をもってもらえそうなネタが満載でした!
日本の伝統色も授業に入れようと思っていたのでちょうどよかった。
81もの切り口でいろいろな商品の色使いが紹介されています。
デザインや色のお仕事についている人はもちろんですが
読み物としてもとても面白いので、
興味のある方は是非手に取ってみてくださいね!
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